バターナッツかぼちゃの美味しい調理法とは?焼く・揚げ・煮物で検証

バターナッツかぼちゃ 旬の食べ物

夏の終わりから秋に入るとカボチャの旬が始まります。

旬の時期にはスーパーではあまり見ることがないバターナッツかぼちゃをご存知でしょうか?

名前からしてコクがあっておいしそうなイメージですよね。

しかし、実際のところはどうなんでしょう?

 

旬の時期にはよく頂き物をするのですが、このバターナッツかぼちゃを頂いた時も正直どうやって食べたらいのかがわかりませんでした。

 

そこで、今回どのように調理するのが一番おいしいのかについて検証しています。

凝った料理ではなく単純に「焼く」「揚げる」「煮る」という工程。

 

 

他にもバターナッツかぼちゃの調理法に困っている方の参考になれば幸いです!

バターナッツかぼちゃのおいしい調理方法とは?

バターナッツかぼちゃ

バターナッツかぼちゃのレシピを調べてみると「ポタージュ」が多く出てきますがポタージュを作ろうと思うと、ミキサーが必要だったり簡単に作れそうな気がしません。

そこで家庭でよく使う調理法の「焼く」「揚げる」「煮る」を挑戦してみてどれが一番おいしくできるか調べます。

 

まず、包丁で切ってみた感想ですがよく見るかぼちゃと比べて柔らかいので切りやすいです。

普通のかぼちゃは固いのでそのまま切ろうとすると苦労します。

レンジで1分ほどチンしてから切るなどしますが、バターナッツかぼちゃに関してはそこまで固くないのでそのまま包丁で切ることができます。

こちらが切ってみた断面図

 

とにかく水分が豊富でジワジワと出てきます。

よくみるかぼちゃは切った断面から水分が出てくるというところを見たことが無いのでこんのバターナッツかぼちゃは水分多めのしっとり系ですね。

 

バターナッツかぼちゃのシンプル焼き

まずは、バターナッツかぼちゃを厚さ5ミリ程度にスライスしました。

包丁でサックリと簡単に切れます。

バターナッツかぼちゃのスライス

水分が多いので魚焼きグリルで両面焼いてみます。

バターナッツかぼちゃを焼く

焼いてみて驚いたのがなかなか焼き目がつかなかったこと。

こちらが焼いた後の状態ですが焼いている途中とほぼ見た目が変わりませんでした。

焼いたバターナッツかぼちゃ

 

5分くらいはグリルで焼きましたがこんがりした焼き目がつかなかったので爪楊枝で刺して焼けているかどうかの確認。

スッと刺さるので出来上がり。

食べた感想

かぼちゃ特有の甘みなどはあまり感じられず、食べた時の一番の印象は「シャクシャク」とした食感があります。

水分が多いのでスイカほどではないですが、「シャクシャク」というのがしっくりくる表現でしょうか。

栗かぼちゃなどの味をイメージして食べると全く別の食べ物です。

なにもつけないよりは好みでしょうゆやマヨネーズなどをつけたほうが美味しく食べられると思いました。

 

バターナッツかぼちゃの天ぷら

同じく5ミリの幅にスライスしたバターナッツかぼちゃを天ぷらにしてみます。

なるべく同じ大きさになるようにカットすると揚げ時間が同じで済みます。

 

これはバターナッツかぼちゃだけじゃなく天ぷらをする時のコツ

最初に具材に打ち粉をしておくと具材に水で溶いた天ぷら粉が絡まりやすくなり揚げる時に具材に揚げムラができるのを防ぐことができます。

 

ビニール袋などにバターナッツかぼちゃを入れて天ぷら粉を一緒に入れます。

袋に空気を含ませて口を閉じて振ります。

具材にうっすらと粉がつけばOKなので少量の天ぷら粉でOKです。

バターナッツかぼちゃに打ち粉

ほんの少しの手間がかかりますが上手に揚げ物ができますので試してみてくださいね。

 

 

打ち粉ができたら水で溶いた天ぷら粉に具材を絡めて揚げていきます。

 

バターナッツかぼちゃの天ぷら

170度の油で焦げないように3分ほど両面揚げて完成です。

爪楊枝がスッとささればOKです。

 

食べた感想

天ぷらの感想はやはり食感が「シャクシャク」して水分が多い

かぼちゃの甘みはあまり強くありません。

天ぷらのサクサクとシャクシャクした食感が好きな方にはおもしろい天ぷらです。

やはりこちらも天つゆやソースといったものをつけたほうが美味しいと思います。

栗かぼちゃなどは揚げるとホックリして甘みが増しますがバターナッツかぼちゃに至ってはそれはありませんでした。

 

バターナッツかぼちゃの煮物

バターナッツ単体だとかなりあっさりするので一緒に鶏肉とがんもどきを使って煮物を作ってみました。

材料

  • バターナッツかぼちゃ 50g
  • 鶏もも肉       50g
  • がんもどき      1枚
  • しょうゆ       大さじ2
  • みりん        大さじ1
  • 砂糖         小さじ1
  • 水          200ml

 

作り方

  1. 水200mlにしょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、砂糖小さじ1を入れて鶏もも肉も入れて火にかけます。
  2. 軽く沸いてきたら食べやすい大きさに切ったバターナッツかぼちゃとがんもどきも入れて煮込みます。
  3. 中火で10分ほど煮込んだら完成です。

 

バターナッツかぼちゃは柔らかくて火が通りやすいので下茹でなどはしなくてもOKです。

できたすぐよりも少し時間を置いたほうが味が染みるので美味しいですよ。

 

食べた感想

鶏肉やがんもどきも一緒に煮物にしているので出汁が出ていて美味しいのですがかぼちゃだけみても一番味が染みていたので煮物が美味しいと思いました

ただ、煮物でも食感の「シャクシャク」感があるので煮物に合うかどうかは少し微妙な感想です。

 

バターナッツかぼちゃの美味しい調理法を検証した感想

今回の検証ではおいしいランキングをつけると

1位 煮物

2位 天ぷら

3位 焼きもの

 

という感想です。

3通りの調理法で検証してみましたが主人の感想も「普通のかぼちゃが好き」という結果になりました。

 

ホクホクした甘いイメージがかぼちゃにはありますからね。

しかし、旬の時期にしかなかなかお目にかかれないバターナッツかぼちゃ。

 

やはりポタージュが最適なのかをじっくり検証してみたいと思います!

ここまで読んで下さいましてありがとうございました。

 

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